膝のMRI画像

この画像は、膝の中心部を斜縦方向に3mm厚で撮影した写真で、左側が正常、右側が 前十字靱帯断裂の症例です。
膝関節は、大腿骨、脛骨、膝蓋骨の骨要素と、関節包、靱帯、半月板等から構成される複雑な部位です。
今回はこの内、大腿骨と脛骨を支持する帯状の結合組織である前十字靱帯の疾患を示し ます。左側の正常な前十字靱帯は、大腿骨から脛骨にかけて左斜め下方へ、連続する低 信号、つまり黒い帯として現れています。 (矢印)  しかし、右側の前十字靱帯は断裂により、不連続となり、その断裂部位 (矢印)は不明瞭腫瘤状となり靱帯の信号強度が上昇、 つまり、白く現れます。
これにより前十字靱帯の断裂が診断されます。 前十字靱帯断裂により膝の不安定性を招くことになります。
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