高田整形外科 〒771-0203 徳島県板野郡北島町中村字東堤ノ内30-1
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手指の変形性関節症(ヘバーデン結節とブシャール結節)


手指の変形性関節症(ヘバーデン結節とブシャール結節)

手指の変形性関節症(ヘバーデン結節とブシャール結節)
当院医師のX線写真です。指の第1関節裂隙が狭小化し、骨棘形成が認められます(矢印)


概要

指の第1関節(最遠位の関節)が変形し曲がってしまう原因不明の疾患がヘバーデン結節で、第2関節に生じたものがブシャール結節です。複数の遺伝的因子と環境因子が組み合わさって発症するといわれています。中高年の女性に多く、家族歴や肥満、職業での機械的負荷などがリスクファクターとして報告されています。

症状

手指第1関節もしくは第2関節が腫れて、曲がった状態になります。痛みのために強く握ることが困難になることがあります。水ぶくれのような透き通ったでっぱりができることがあり、粘液嚢腫(内部に粘っこい液が貯留)と呼ばれます。

診断

第1および第2関節の変形、突出、疼痛があり、X線写真で関節裂隙の狭小化、骨棘(こつきょく)形成がみられます。

治療

保存的療法としては、使い過ぎに注意し、投薬(最近ホルモン補充療法の有用性も報告されています)、シーネやテープによる固定、ステロイドの関節内注射などを行います。保存的療法で痛みが改善しないときや変形がひどくなり日常生活に支障をきたす場合は、手術(関節形成術、固定術、関節移植術、人工関節置換術)を考慮します。