高田整形外科病院 〒771-0203 徳島県板野郡北島町中村字東堤ノ内30-1
椎間板ヘルニア 腰椎管狭窄症 骨粗鬆症 関節水症 手根管症候群

骨粗鬆症

骨粗鬆症(単純撮影)
背骨のX線写真(異常あり)
骨粗鬆症の患者さんで、骨量が減少して骨が薄くなり、輪郭だけが白く写っています。
骨粗鬆症(単純撮影)(正常)
骨粗鬆症(単純撮影) 正常
どちらも腰椎を撮影しています。


解説

年齢を重ねるとともに、頭髪が薄くなったり白くなったり、顔にしわができるように、骨にも老化現象が 生じてきます。
骨は、骨の細胞の周囲にカルシウム、リンが固まって出来ており、骨の細胞は2年に一度新しい細胞に置き代わっています。旧い骨がこわされる一方で、新しい骨が作られるという課程がバラン スよく行われています。
年齢が進むと骨を作る量が壊される量に追いつかなくなります。これが骨粗鬆症 (こつそしょうしょう)です。
男女別では、女性に4倍多く、年齢的には閉経後に多くなります。
原因としては、女性ホルモンの急激な減少、カルシウム、ビタミンDの摂取不足、全身の活動性の低下などが考 えられています。カルシウム分が減るために骨は、もろく折れやすくなります。軽い物を持ち上げたり、 小さい孫をおぶっただけで腰が痛くなり、歩けなくなる場合さえあります。レントゲン撮影をしますと、 骨の影は薄く、輪郭を鉛筆で書いたようになります。また、知らず知らずのうちに、背骨が骨折によりつ ぶれ、背中が丸くなっている場合も多く見られます。

予防

予防にはカルシウム、ビタミンDの十分な摂取が必要です。
カルシウムは小魚、牛乳に多く含まれ、ビタミンDは乳製品、肝油に豊富です。 摂取されたビタミンDが体内で有効に働くためには、皮膚からの紫外線の作用 によらねばなりません。
骨に対する力の作用も無視できず、紫外線の作用と共に、屋外での運動は二重の効果 を持っているといえます。
ゲートボール、ゴルフ、、サイクリング、速歩など、個人のペースがまもれる スポーツが適当と思えます。
歩く場合も下腹に力を入れ、背筋を伸ばし、肛門を縮めるようにしながら、少し大股 で行うと、脊椎周辺の筋肉を鍛え、骨を強くすると共に腰の筋肉制の痛みを和らげる という二重の効果があります。